京都市立芸術大学で絵画を学んだ松田百合子は、陶芸へ転向後富本憲吉との出会いをきっかけに絵付表現への関心を深め、卒業後九谷焼の北出塔次郎に師事して金彩や色絵を、砥部では染付の技法を習得しました。
伝統的陶技を背景に、シュルレアリスムやフェミニズム、ポップアートの感性を融合。女性の身体の一部をモチーフにした造形と東アジア磁器の文様を組み合わせ、装飾や「器」の概念を軽やかに覆す。伝統と現代、ユーモアと批評が響き合う、松田百合子の独創的な陶の世界をお楽しみください。

チューリップ花器

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■山口店5階 美術ギャラリー
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