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公開日:2022.4.15

【サステナブルライフ】殻雨の時期に、サステナブルライフにつながる種まきを

2022年 春
福岡県みやこ町
たけのこ

田畑を潤し穀物を成長させる時期

新年度が始まりました。
季節の指標である二十四節気は、6番目の「穀雨(こくう)」となります(4月20日〜5月4日)。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが「春の柔らかな雨に農作物が潤う」という意味で、
種まきや田植えのシーズンを迎えるため、農家には大切な時期です。

この時期の旬といえば、やっぱり「タケノコ」ですね。
私が通っている山にも、タケノコが顔を出していますが、実は地中に出てくる前に、
たいていイノシシやシカに食べられてしまっているので、残ったタケノコが人間に回ってくる感じなのです(笑)

竹は生育が早く、肥料なども必要のない強い植物です。
竹皮に包むお弁当があるように、消毒作用もある優れもの。
ただ、放置すると「広葉樹林をじわじわと浸食する」
「竹がぐんぐん成長することで、太陽光が周囲の雑木に届かなくなり枯らしてしまう」
「放置竹林がイノシシなど野生動物の住処になると、畑が荒らされる」などの竹害になる恐れがあり、計画的な伐採が必要です。

私もこの時期は掘ったタケノコを糠と一緒に茹でて、味わっています。
しょうゆとワサビをつけて食べるのが、おいしくて好きです。
掘ることが難しくても、この時期の旬は是非味わってほしいもの。
地下の食品売場で「合馬のタケノコ」を見つけました。



大きくて見事なタケノコです。

以前、このブログで、プラスチック製のストローを竹ストローに代えていますとお伝えしました。
竹はタケノコとしておいしく食べるのはもちろん食器や竹チップなどに加工されたり
消臭効果や抗菌効果などから、医療用ガーゼや衣類などに使用されたりと、竹の活用の可能性は広がっています。
まさに竹害から竹財にですね。


「プラスチック資源循環促進法」がスタート

4月1日から「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。
「プラスチック資源循環促進法」とは、製品の設計から廃棄物の処理まで、プラスチックの資源の循環等の取組を促進するための法律です。

井筒屋でも使い捨てプラスチックの削減に取り組んでおり、上記のようなポスターを館内に掲示するほか、館内放送でお客様に「スプーン、フォークなどが不要な方はお声がけください」とご提案しています。

新年度に加え、使い捨てプラスティック製品の排出の抑制が始まったこのタイミングで、
マイストローやマイ箸などを持参してはいかがでしょうか!


サステナブルなNEW SHOP

4月13日(水)、本館5階に「Stand up」がオープンしました。
このショップのコンセプトは「普段の生活に長く寄り添える”良いもの”をご紹介すること。
例えば〈L.L.Bean〉や〈ジョンスメドレー〉などのような、流行に左右されず、こだわりの素材や製法で商品づくりを続けている老舗のアイテムを取り扱います。

良い物を長く使い続ける…このコンセプトは、当社で推奨している持続可能な社会に向けた取り組み「5R」
※Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)、Refuse(リフューズ)とRepair(リペア)の考え方にも合致します。


「iplus(アイプラス)」がはじまりました。
4月13日から本館8階催場で開催されている「iplus(アイプラス)」(4月19日まで開催)では、使う人の立場に立って作られたこだわりのアイテムや環境に配慮したSDGsアイテムなど、見逃せない商品をご紹介しています。
サステナブルな出会いで、暮らしを心地よくしませんか?

 


フィリピンで女性の就労を支援する、
エシカルなラフィアバッグ
〈スルシィ〉

井筒屋はこれからも商品や活動を通じて、サステナブル(持続可能)な取り組みを行なって参ります。


筆者プロフィール

井筒屋CSR・ESG担当マネージャー:中尾裕

「CSR」(企業の社会的貢献)と「ESG」(環境・社会・ガバナンスという観点から企業が長期的に成長するうえで重視すべき3つの要素)に関する具体的な取り組みの企画・運営を担当。弊社「サステナビリティ委員会」の事務局として、環境や街づくりに資する活動などを管理・統括、発信することで、パブリックイメージの向上に繋げています。


春分のブログはこちら(3月15日公開)

小満のブログはこちら(5月15日公開)


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